はしがきはしりがき

好きなようにさせてください

神谷浩史さんとお別れした話

はじめに。神谷さんのファンの方には不快な表現があるかもしれませんので閲覧は自己責任でお願い致します……

 

 

前回の記事で、私は元々Kiramuneの別のメンバーを好きだったと書きましたが、その別のメンバーとは神谷浩史さんのことでした。

 

吉野さんを初めて拝見したのもKAmiYU in WonderlandのDVDです。あの時めっちゃ怖かったです。

 

神谷さんのことは物語シリーズ夏目友人帳でお名前を拝見していましたが、ご本人のことを知ったのは、DGSファンの友人の影響でした。当時連載していたDGS響*1を借り、牛久DVD*2を借り、面白い人だなと思ったのが始まりでした。

それからはDGSを毎週聴き、KiramuneのCDを買って、出演作品もチェックして、忙しくも楽しいファン生活を送っていました。

好きなところは頭の回転が速くて、ラジオやイベントでの会話の切り返しから見える聡明さ、仕事に真摯に向き合う姿勢、努力家なところ、などなど、いくらでも挙げられると思うくらいたくさんありました。ハレヨンのリリース時期くらいまでは見た目も本気で可愛いと思っていました。近年は年相応な雰囲気になってきて、落ち着いたなあと微笑ましく思っていました。

 

けれど今年の夏、衝撃的な事件が起こりました。この記事を読んでくださる人はきっと知っていることと思いますので、詳しくは割愛します。

私自身は、以前から「実は結婚していたとしても、この人は発表しないだろうしできないだろう。隠し通せる人だから」と思っていました。まさかその通りになっているとは思いませんでしたが。ちなみに結婚自体はずっとして欲しいと思っていました。早く身を固めて、幸せになって欲しいと思っていました。だから、最初に話を聞いた時はてっきり正式な発表だと思い、素直に祝福しました。それがあんな形の、それも以前から噂のあった(けど不確かな情報だからと目をそらしていた)人だったとは。と、結構ショックを受けました。

2010年〜2011年なんて人気絶頂期。発表できる状態ではなかったことは、頭では理解できます。しかし、ただ「言わないでいる」ということと「独身として振る舞う」ということは違う、と私は思います。過去の作品、写真、インタビュー、全てを振り返ることがつらくなりました。もうこの時には……と考えてしまう自分がいます。

 

何よりも私が彼から離れようと思った要素として大きかったのは、DGSのOPを録り直した、あのコメントです。事務所の対応もああでしたし、このままスルーされて終わるものと思っていたので、言及されたことには驚きましたし安心もしました。けれど、その内容には疑問を感じざるを得ませんでした。

「嘘をつきたくないという強いポリシー」が本当にあるなら、事実を黙っていることはあっても1人で立ちしゃぶしゃぶをしてるとか、アイドルと結婚したいだとかそういう発言は出なかったはずだし、「その場にそぐわない発言をしない」人ならライブを楽しみにしているファンが聴いているラジオで、ライブやりたくないだとか言わないはずですよね。散々セクシー女優がどうとか家賃の支払いがどうとか話しておいてその話はプライベートですって、それはないでしょうと思いました。

それに「報告するタイミングを逸した」だけなら、今ここではっきりと「結婚していました」と報告できるんじゃないでしょうか。

 

以前から言葉の端々に感じていた「線を引かれている感覚」はやっぱり間違っていなかったのだな、と悲しくなりました。ファンの前に立っているのは作り上げられた神谷浩史だと言われていたはずなのに、それでも応援しているつもりでいました。一方的に応援していると思いながら、結局見返りを求めていた自分にも失望しました。

「品行方正」「正しく」って、今年の流行語大賞になるんじゃないかってくらい、神谷さんの中ではキーワードでしたよね。個人的に、彼の言葉を本当の意味で正しく受け取るファンは、きっと離れていくんじゃないかと思います。神谷さんの中での「正解」は、物事を深く考えずに楽しむことなのでしょう。もちろん、エンタメに正解などあるはずはないのですが。あれだけのお客さんがいて、感動する場面や面白いと思う場面が同じはずはありませんから。

 

私の周りでは、今も神谷さんを信じてファンを続けている人の方が多いように感じます。そんな中で空気を冷ますような発言をするほどの勇気もなく、このような形で自分の気持ちを残すことにしました。

 

前記事の通りいわゆる「推し変」をしたことで、Kiramuneには今後も関わっていくことになりますが、今では神谷さんのコメントに疑問ばかり感じてしまいます。リリイベのネタバレが公演終了までではなく、全面的に禁止されているという噂も耳にしました。私はファンをしている間ずっと発売記念イベントに応募し続けていましたが、参加できたことはありませんでした。けれど神谷さんは発売記念イベントをとても大切にしていて、大事な発表はそこで行うことが多くありました。

ファンが集まるホームだから、というのが理由のひとつでしたが、そこに集まっている人たちがファン全体の何割なのかなんて、神谷さんは知らないのだろうな、と思っていました。こう言ってしまうと卑屈すぎるかもしれませんが、当たらない人はファンじゃないと言われているような気がしてしまいました。

 

思っていたより長々と綴ってしまい自分でも驚いています。形が変わったとしても、一生好きでいると思っていた人の言葉を信用できなくなるという喪失感は結構大きいものです。

きっと誰が悪かったわけでもないのだと思います。横槍を入れた週刊誌以外は。それでも、私はこの結果を招くことになった「アイドル売り」のようなものに対して不安を抱えるようになりました。確かに私自身を含めキラキラした空間が好きな人はたくさんいますし、それが求められているということはわかります。ただ、彼らは本当のアイドルとは違いますし、本人とはかけ離れたイメージが商品として売られて、本人がつらくなるようなことにはなって欲しくないなと思います。

 

私のように、周りに遠慮して本音を口にできない人がもしいたとしたら、その本音や感じた疑問を、周りに合わせて無理やり打ち消すことはしなくていいと私は思います。

 

自己満足の記事でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

*1:Dear Girl〜Stories〜 響。

*2:Dear Girl〜Stories〜 THE MOVIEのDVD。Dear Girl~Stories~Birthday Disc2010 神谷浩史聖誕祭ラジオCDの特典DVDとして発売